台風6号は8日午前、鹿児島県奄美市の東北東約160キロをゆっくり北北西へ向かって進んでいる。勢力を維持しながら九州に接近し、九州南部と奄美地方では9日にかけて、西日本では10日ごろにかけて雷をともなった大雨となる恐れがあり、気象庁は厳重な警戒を呼びかけている。
8日午前8時時点で、台風の中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートル。中心から半径200キロメートル以内では風速25メートル以上の暴風になっている。
JR九州は8日午後から、九州新幹線の熊本―鹿児島中央間で計画運休を実施する。JR九州によると、上りは午後1時45分鹿児島中央発の新大阪行き、下りは午前9時20分新大阪発の鹿児島中央行きを最後に、熊本駅から鹿児島中央駅の間で運転を取りやめる。博多―熊本間は通常通り運転する見込みという。
JR西日本によると、山陽新幹線は8日午前8時50分現在、通常通り運転している。9日の夜から10日午前にかけ、山陽新幹線の新大阪―博多間で計画運休を実施する可能性があるという。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル